防空頭巾を着けて防空壕に逃げ込んでいた時代がありました。
マスクを着けておうちに逃げ込んでいた2020年でした。
「かつては、爆弾が怖い戦争。これからはウイルスが怖い戦争。」
と、ビル・ゲイツ氏がTEDで言っていたとおりの時代の雰囲気に変わりました。
今年は、オンライン化が急速に進みました。ソーシャルディスタンスによって、ほとんどのミュージシャンがライブ活動では生活が成り立たなくなりました。また、緊急事態宣言や時短要求によって、そもそも何であっても夜の活動は自粛せざるを得ないムードが世の中に広がりました。
マスクをして耐えて、いずれワクチンを打てば元に戻れる、とおっしゃる人々がいますが、私はそう思いません。多分、このソーシャルディスタンス(分断)の思想に基づいたオンライン化は元には戻らず、ムーンショット計画の実現に向けて世の中は進んで行くでしょう。ほとんどの人が、今さら、パソコンもスマホも捨てられませんよね。
withコロナのニューノーマルとは、ミュージシャンが以前のようなライブはあきらめた、そういう時代。かつて、宮廷音楽もサロン音楽もオーケストラも一世を風靡して、そして減衰しました。複雑な心境ですが、社会の体制が変われば音楽の実演形式も変わってゆくことは歴史が証明しています。変化に対応して頑張りましょう!
それでは、よいお年をお迎えください。
井藤 好
追伸:ところで、ビルさんのマスク姿は見たことないし、彼は自分の子供にはワクチンは必要ないと言っていたようなんですがw(これは五つの小の、小声で)
追記:ああ、ここにロッカーのかくあるべき主張の一つを見つけました。
うっせぇわコ◯ナ自粛ver[vocal.左京めぐみ]【Ado】 - YouTube
しかし、これもライブとなると、ソーシャルディスタンスなライブしろって言われ、それに従うことになるのですかね。