夏合宿五日目

7月29日


上下町からJR福塩線でおよそ20分で河佐駅に着く。河佐駅から徒歩で15~20分のところに河佐狭がある。

周囲をいっぱいの緑に囲まれた遊泳地区だ。
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f:id:okstudiotoday:20160802032341j:plain滝壺ジャンプ的な


僕らは朝の9時から午後3時ぐらいまでここで遊んだ。そのあと、昨日から宿泊している、上下町駅前にあり、優しい女将のいる「寿旅館」さんに戻り、生徒たちは夏休みの宿題に集中。


「寿旅館」に連泊。



井藤 好

夏合宿四日目(2)

宮島表参道商店街にて焼きたての熱い牡蠣などを食べたあと、宮島をあとにして広島県府中市上下町に行く。

 
新白島から高速バス「ピースライナー」で約2時間後、午後5時30分頃、上下町に着くと「寿旅館」さんでチェックインを終えた僕らは、「はら食堂」さんで広島風お好み焼きをいただく。

老練なマスターが調理する過程を眼前にし、生徒たちが様々な質問を投げかける。それに対しユーモアを交えて子供にも分かり易く答えるマスター。味はもちろん、絶品。実は、子供たちは強く望んで、翌日も「はら食堂」で同じメニューを食べたほどだ。

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そのあと、寿旅館に戻り生徒たちがTV番組を見ている間に、俺はコインランドリーへ皆の衣類の洗濯に。田舎の夜のコインランドリー「せんたく倶楽部」。まだ夜8時すぎだが周囲は真っ暗だった。
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上下町は父が生まれ育った町。僕が子供の頃、連れて行ってもらった時とあまり変わっていない。
 
 
井藤 好
 

夏合宿四日目(1)

7月28日

 

 

宮島も世界遺産で、平和記念公園に負けない国際的な観光名所なため、外国人観光客がとても多かった。


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しかし、暑い。
 
 
僕らは、朝8時頃到着しさっさと厳島神社の参拝を終えた。その頃はまだ涼しかったが、どんどん観光客が増え始めたお昼近くには頭がくらくらしてしまったほどだ。
 
それで、僕らは、あなご丼やかき氷といった夏バテ予防に効果がありそうな昼食をとり、みやじマリン(宮島水族館)に避暑。


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カブトガニとナマコ(触れることができます)
 
 
 
弥山に登るのは諦めた。理由は、太陽のせいであるが、これは不条理ではない。
 
 
 
井藤 好

夏合宿三日目

7月27日

 

富士見園で朝食をいただき、井口港8:40出発のバスで8:45大三島BSへ。そこで、しまなみライナーという高速バスに乗り換えて、瀬戸内海の美しい景色を走り抜け約2時間後、新白島で下車。新白島駅からアストラムラインという電車で本通駅へ。本通駅から徒歩で平和記念公園へ。

 
平和記念資料館に入ると、今日までカブトムシだカニだと騒いできた小学生たちが食い入るように展示物を見つめ、みるみる神妙な顔つきに。私の両親は広島出身だが被爆者ではない。しかしながら、幼い頃遠くで閃光がピカッと輝いたかと思ったらドーンと大きな音が聞こえたと話す。被爆者である伯母は齢90近いが非常に元気で今も畑仕事などに動き回る。不謹慎なことを言うようだが、ゴジラのようにたくましい。

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平和祈念・死没者追悼空間
 
 
それにしても、平和記念公園は外国人観光客が多く、この日は全体の50%以上が外国人だと見受けた。平和記念資料館も平和祈念館も設備が充実していて教育施設としても立派であった。

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今日の広島はよく晴れて暑い。33~35度か。1945年8月6日の陽射しも、今日のように熱く、無情にも被爆者を突き刺し続けていたと聞く。
 
 
 
井藤 好
 

夏合宿二日目

7月26日

 

小豆島から高松に戻り、今治まで予讃線特急電車(いしづち・しおかぜ連結)で。

今治から路線バスで大三島の井口港に行き「料理旅館富士見園」さんへ。
 
生徒たちは旅館に着くとすぐに、海辺でカニ捕りに夢中。


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私は毎年、富士見園さんの料理を楽しみに大三島を訪れます。今年で7、8回目か。
 
 


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さあ、素晴らしい夕食が始まります。
 
 
 
井藤 好

夏合宿初日

7月24日の夜10時に僕らを乗せた東京駅発のサンライズ瀬戸・出雲は、深夜に、先行する東海道本線上の貨物列車が小動物と接触した影響で、約35分遅れで高松に到着。25日朝8:04分。

 
高松駅に降りると、潮の香りとクマゼミの合唱が僕らを迎える。そして朝食に、定番の讃岐うどんをいただき、うどん県香川にご挨拶。
 
9:30高松港発のフェリーで小豆島草壁港へ。そしてオリーブバスで寒霞渓へ。途中、何人もの外国人に出会い英語で話す。瀬戸内国際芸術祭が行われているためか、今年はひときわ、外国人観光客をよく見かけた。
 
小豆島はあいにくの小雨混じりの曇天であり、ロープウェイからの寒霞渓の眺めは本来のものとは言えなかったが、とても涼しく、渓谷の夏の緑は美しい。f:id:okstudiotoday:20160726022912j:plain


午後1時に寒霞渓を下りて、草壁港に戻り、そこからオリーブバスで、オリーブ公園口へ。オリーブビーチで3時過ぎまで泳ぎ、宿泊先の「プチホテルサザンモースト」さんへ。ビーチからホテルまで坂道を10分位登ったが、キャリーバッグとバックパック付きの身にはなかなかの運動となった。チェックインしてひと休みしたら、「サン・オリーブ温泉」へ。瀬戸内海を眺めながらの露天風呂を始め、ハーブ湯、エステ湯など多様な湯船が楽しめ、素晴らしく良い気分となった。f:id:okstudiotoday:20160802024752j:plain
オリーブ公園内ギリシャ風車
 
 
「サザンモースト」では瀬戸内海を眺めながらBBQで夕食。たいへん美味しかったが、大量のお肉や海鮮を食べきれなかった・・・、大満足、満腹です!


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ホテルの部屋からの眺め(オリーブの樹木群の向こうに瀬戸内海)
 
 
 夜8:30に生徒たちと共に就寝。
で、深夜1:30に目覚めた僕はこれを書いた。
 
 
 
井藤 好
 
 

週末から夏合宿に行くぞ

夏合宿というものを2008年から始めた。

各年の参加者は、1~5人ぐらい。参加希望者がいれば行うもので、希望者がいなければやらない。なので、行わなかった年もある。募集人数自体も少ない。小学生が5人を超える場合には、私以外にも大人の同行が必要だろうから。

 

行先は中国四国地方だ。瀬戸内海と言ってもいい。

ここ何年かは、行きに新幹線ではなくて、「寝台特急サンライズ瀬戸・出雲」を利用している。今年は7月24日の夜にサンライズで東京駅を発ち、31日の夜に新幹線で東京に帰ってくる。

 

サンライズの切符を確保するのは、特に夏休み時期は大変だ。この切符は駅ねっとなどでは買えない。出発1ヶ月前の日の朝10時に始まる、みどりの窓口での発券の際に行列の1番目にいないと・・・いや、たとえ、ある駅で1番目であっても、全国の駅が一斉に10時から発券するのだから、自分が最初に席を確保できるわけではない。

それで、マルス(発券機)で、用意ドン!で座席を取る時の駅員さんの入力速度が競われる。駅員さんは10時の時報を聞くやいなやマルスを指先で叩き始める。激しい争奪戦がコンピュータネットワーク内で繰り広げられているのだろう。う~ん、これはピアニスト並みの指の動きだ!

ちなみに、これを「10時打ち」というのだが、10時打ちをしてもらうには、まず8時から受け付ける発券予約(整理券みたいなもの)でも1番目を確保していないとだめだ。それで、朝8時よりずっと前から(前日以前では認められないので当日早朝)駅に行って、まだ開いていないみどりの窓口の前でさえも先頭に並べるようにしなければならない

 

僕が6月24日に買いに行った市ヶ谷駅で自分は発券予約の一番手になれた。(後日記:市ヶ谷駅では当日8時からの発券予約をこの年の7月31日をもって廃止しております。)それで10時打ちをしてもらえた。

B寝台シングル大人1枚小人2枚の切符のために、駅員さんはひとまず6席を確保してくれた。2階に3席と1階に3席。2階の方が眺めが良いので2階の3席を買って1階はキャンセルした。2階席は進行方向左側(太平洋側)が1席と、右側が2席という内訳であった。

寝台車が瀬戸大橋を渡る頃には朝を迎えていて、左側の席からも右側の席からも瀬戸内海の美しい朝景色が眺められるのだが、瀬戸大橋を渡るとき東側となり昇る朝陽が望めるためか、左側の席の方が人気が高く確保が難しいらしい。今回、2階左側の席は1席しか取れなかったが、それでも駅員さんのご健闘に拍手を贈ろう!

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Photo @Tokyo Station 2013 Summer

 

 

7月24日以降は、夏合宿道中記をスマホから入って書いてみたい。

 

井藤 好

 

 

 

Natsu Gassyuku 夏合宿

I take a trip around the Setouchi region almost every summer. When some students want to come with me there, I usually take them. This trip we call Natsu Gassyuku may be more of a summer excursion than summer camp. We just enjoy beautiful scenery and nature of the Setouchi region about for one week. We may have a chance for playing the piano during this trip, but no one will be compelled to do so because we don't aim at training in music.

Children 8 years old or over can join this trip. You may have a lot of plans to do in your summer vacation, so you are allowed to get back home before completing the whole trip in case where you are regarded as safe on the way home alone or with other participants. If you are interested in this annual trip and have some questions, feel free to require me anytime to elaborate on it:

ko-ito2016@outlook.jp

 

 

Ko Ito