しまんトロッコが走らない 2018夏。

今年も、希望者と一緒に四国・中国地方を回る予定でおりました。

寝台特急に乗って高松に行き、小豆島→大歩危吉野川)→窪川四万十川)→宇和島今治しまなみ海道→福山→中国山地ふもと、というように。


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 しまんトロッコ(2015年撮影) 

 

 

6月23日から7月7日にかけて電車のチケットを買いましたが、私たちが買ったチケットはすべてキャンセルすることになりました。キャンセルすることになるだろうと、恥ずかしながら買い終えた翌日8日に思いました。赤坂自民亭メンバー並みの浮かれぶり平和ボケぶりですね。しかし、やっぱり5日や6日の段階では大雨であれほど壊滅的になろうとは私にも思うだにできませんでした。
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 しまんトロッコ、小人指定席260円w

ほぼほぼ総キャンセルしたチケット(指定席特急券

 

 

西日本豪雨」は、私たちが目的地に到達するための線路も道路もほぼ使えなくしてしまった。私の両親は広島で生まれ育ち、今も親戚のほとんどは広島に住んでいるので、これは文字通り、他人事ではない。叔母も従姉も、公民館などへの避難指示があり避難した。今現在は自宅に戻ることができたが、電車も車もほぼ役に立たず何処にも行けないでいる。LINEで状況報告の連絡をもらう。今のところ、親戚の誰かがこの災害で行方不明であるとか亡くなったという知らせは届いていない。

 

こんな状況で広島や愛媛に行けるわけがないですね。まして、遊びになど。救助隊やボランティア(県内や近県の人しか募集していないようです)の方々でさえ四苦八苦して目的地に到達されています。広島が被った痛手としては、戦後最大でしょう。戦中の被爆に次ぐ規模になってしまいました。お亡くなりになられた方へ心よりお悔やみ申し上げます。

 

しかし、私たちは夏のこの旅行を止めたわけではありませんでした。

いくつかの行き先とルートを変えることにしました。

 

豪雨被害の詳細が明らかになるにつれ、購入したチケットを手数料無料で払い戻してもらおうと飯田橋駅みどりの窓口に足を運びました。しかし、「まだ2週間位先の切符なので、電車は運行するかも知れません。今ですと、乗車券1枚につき330円指定席特急券1枚につき220円のキャンセル手数料を頂きます。」と窓口の駅員さんに言われました。「いやいや、ニュース見てないんか?俺は親戚からも情報もらっているけど、この分じゃ、2週間経っても走らないよ。早くやってよ~。」と心の中では叫びましたが、優しそうな若い女性駅員だったので(笑)口には出さず引き下がりました。

 

その翌朝、JR四国のホームページを精読したら、予土線窪川宇和島:しまんトロッコ走行区間)は運転再開の見込みが早くても2か月後だと発表されていました。早速、再び飯田橋駅に向かいJR四国のホームページを確認していただき、手数料無料で全チケットを払い戻していただけました。旅行区間全体の一つにでも電車の運行が不能な箇所があれば、全区間の無料キャンセルにも応じるということだそうです。

*この時はサンライズ瀬戸・出雲号も運休していましたが、7月18日以降、サンライズ瀬戸号(東京⇔高松)のみ運行再開しました。

 

そして、新しく買ったチケットで、私たちがどういった所を巡ったかについては事後に記録してゆこうと思います。(後日追記:書く暇ないやんw)
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 今回行けなくなった四万十川(2015年撮影) うなぎ食べたかったです(;´д`)

 

その代わり、徳島県の鳴門に行きました。

www.youtube.com

 

井藤好

 

 

 

 I was planning to visit the region of Seto inland sea with my students as usual summer. But the gigantic disaster caused by extremely heavy rain prevented us from going to Hiroshima and Ehime prefectures. The large amount of rain we'd never have destroyed many roads and trucks around there in a few days so crazily as to deprive huge number of people of almost all their means of transportation to Cyugoku and/or Shikoku regions. Shinkansen bullet trains will, however, get to Okayama, Hiroshima and other stations near the afflicted area as scheduled.

 

My parents were born and brought up in Hiroshima and most of my relatives live there. I got the information from my first cousin through Line app that she and her mother temporarily had to leave their own house for the public refuge because the evacuation order was issued and the river by their house was about to flood. In these circumstances, we would be supposed to quit our trip, but instead, we only decided to change some destinations and the routes of it.